秋だね、むかごだね。

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むかご

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MUKAGO

むかご(零余子,珠芽)とは、植物の栄養繁殖器官の一つで、わき芽が養分を貯え肥大化した部分のこと。主として地上部に生じるものをいい、葉腋や花序に形成され、離脱後に新たな植物体となる。葉が肉質となることにより形成される鱗芽と、茎が肥大化して形成された肉芽とに分けられ、前者はオニユリなど、後者はヤマノイモ科などに見られる。両者の働きは似ているが、形態的には大きく異なり、前者は小さな球根のような形、後者は芋の形になる。いずれにせよ根茎の形になる。
ヤマノイモなどで栽培に利用される。
食材として単に「むかご」と呼ぶ場合、一般にはヤマノイモ・ナガイモなど山芋類のむかごを指す。灰色で球形から楕円形、表面に少数の突起があり、葉腋につく。塩ゆでする、煎る、米と一緒に炊き込むなどの調理法がある。また零余子飯(むかごめし)は晩秋・生活の季語である。

・・・・・とあります。

まとめると

地面に落ちてる小さい丸っこい肉芽ということです。

秋になるとこの「むかご」を食したくなります、数ある好物の1つです。夜長にこれを食しながらUriiiiiiiiiiともしくは無駄無駄無駄と声を響かすのが毎秋の恒例となってます。(笑)

私の食べ方は、サッと水洗いして無心でフライパンで炒めて・炒めて・炒めて・・ハッと気が付いた時が食べごろ、基本塩をかけ頂きます。小さいながらもホクホク感があり若干ある苦味も少年から大人そして初老を迎えた私にはちょうど良いです。

主な栄養素は消化酵素のアミラーゼと免疫力を高めると言われているアルギニン、そして新陳代謝や細胞の増殖機能を促進作用がある粘り成分などがあるそうです、まっ小っちゃくてもヤマノイモですね。

ちなみに基本的な調理は塩ゆでらしいです。

  • 水洗いして、ざるで軽く余分な皮と汚れを取る感じでかき混ぜてもう一度水洗いして水けをきる。
  • 鍋にむかごと水(ひたひたちょい多めくらいかな?)塩適量(好みで調節)
  • 強火で沸騰したあと中火にして4分程度ゆでたら出来上がり。

も・し・く・は・・・レンジでチン‼
ふんわりラップに500Wで約3分出来たら塩を好みで振って出来上がり。「見せてもらおうかその電子レンジの性能とやらを」とピキーンときたら加熱時間を各自微調整してくださいね。

レシピはむかご御飯とかあります、いわゆる炊き込み御飯です。あまりレシピがありませんが色んなレシピが今後出てくることを期待してます。 ゆで・あげ・やきが出来て塩気が合うのだから色々出来ると思うのです、スライスして油で揚げてむかごチップスなんてのもチープで面白いかもしれませんが食べた気がしないほどの小さなチップスになると作る前から想像できるのでしませんが手先が器用な人は試して作ってみては美味しいかもよ。(笑)

そう・・・たしか、むかごとの出会いは。

むかしむかし、私の爺さんの好物で季節になると爺さんは山で貰ってきたり、取ってきたりしてしてました。子供のころ爺さんが食べてたのを見つけるとよく分けてもらった記憶があります。正直当時は子供の私の舌には美味しいと感じられなくて小さい変わった苦いイモと感じてました、でも大人の食べ物を自分も食べたい・見た事のない物を食べたいと言う様な好奇心が食に対して強かったです。一度食べてうっかり「美味しい」と言ってしまうと大人たち毎年季節になると「今日むかごあるよ」と餌付け状態になり食べる癖みたいなものが着いてました、でも今となってはむかごが美味しく感じ好物です。余談ですがこの爺さんの面白い話が多いのですが今の時代とは価値観が異なる内容が多いのでまた、何かの機会があれば少しづつ書き残そうと思います。

・・・あっ、なるほど。むかごは私の中で爺さんの味の1つなのかもしれませんね。

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この記事を書いた人

サブカルとお酒好きの初老ですがナニカ?

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